無しぃ〜

僕の大好きな陶芸家高橋和三郎先生が亡くなってしまったとの新聞報道で見か掛けたとの知らせを耳にした。
和三郎さんにの香煎碗を一目見た時に一目惚れして
得意の我がっまま攻撃に出て「七個作だけって下さい」とお願いしたら和三郎さんは快く「うんえ〜よ！時間はかかるよよちょと待っててね」と2〜3ヶ月後 に電話があり「お待たせ〜できたよ〜」急いで先生の庵に受け取りに伺うと
きれいな香煎茶碗が10個！並んでる！あれ？

「先生！7個でいいんですけど・・・」と言えば
先生は「100個焼いた内まともに売り物になる物は10個しかないんじゃ！陶芸とはこんな世界なんじゃ焼いて割るの繰り返し、割ってしまたたらただのゴミ、ゴミの処分の費用は今ののご時世ではばにならんのじゃ！陶芸家は大変じ
ゃ〜釜も今は電やし〜電気代も高いしぃ〜なかなか儲からんわい
三木さんも陶芸家を目指したらあかんよ〜電気代で家を焼くよ〜っほれ！これあげる持って帰りぃ〜「失敗作だから儂が死んだら価値が出るぞぉ〜」
失敗作と言っても底にこ黒い点が厚だけ〜です。使うのに何も支障はありません。芸術家の誇りなんでしょうこんなところが素敵でした。アーティストでした。もう会えない
本当に死ぬなんて・・・

 僕の和三郎コレクション
「チキンラ–メン」を食べる蓋付きお茶碗「柿ピー」を入れる器（メチャ失礼な使い方をしてごめんなさい！わ〜さん）

僕